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ワーケーションしてみたけど意外とデメリットが多かった件

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こんにちは、福井(@aomorio)です。

もう半年以上前の話ですが、流行り(?)のワーケーションをしました。

そしたら個人的には結構大変だったので、これからやってみようと考えてる人のためにもワーケーションの感想をつらつらと書いてみようと思います。

特にデメリットですね。ワーケーションとは言え、働くことには違いはないので、どちらかというと本当に働けるのか?デメリットあるのでは?という視点を持ってもらうことの方が大事と思うのです。

それではいってみましょう。

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目次

ワーケーションとは?

まず「ワーケーションって何?」というところから認識合わせ。

ワーケーションとは、コロナ禍で生まれた新しい働き方、ニューノーマルと言われる働き方です。
近場のホテルやリゾート地に行って、そこからテレワーク(リモートワーク)で仕事をすることを意味しています。

解説するサイトによっては、休暇先で仕事をする意味も含むようですが、休暇先で仕事ってどういうことやねんと私は思うわけです。

まぁ、普段の仕事場から離れて気分を変えながら仕事に取り組もう!という趣旨なので「休暇先」のニュアンスも含んでいるのかもしれませんね。

私のワーケーション

ということで、実際に私が行ったワーケーションプランをお披露目したいと思います。

某リゾート地で2日ほどワーケーションをしました。
(具体的な地名をあげるとちょっと面倒なのであえて某リゾート地としています)

ざっくりこんなスケジュールです。

1日目

  • 朝8時台 羽田→某リゾート地へフライト
  • 10時 空港到着、カフェに入って即オンライン会議
  • 11時 会議終了、昼食場所まで車で移動(連れが運転。その間はパソコンで仕事、車酔いしそうになる)
  • 12〜14時 昼食(観光しながらなので長めの昼食)
  • 14時 移動しながらちょいちょい観光(移動中はまたパソコンで仕事)
  • 15〜16時 オンライン会議のため駐車場に車を停めてミーティング
  • 17時 今度は連れがミーティングのため駐車場に停める
  • 19時 なんやかんやでチェックイン

移動中にミーティングwなかなか多忙w

2日目

この日はあえて予定を入れなかったので余裕のあるスケジュールでした。

  • 午前中 ホテルでゆっくり仕事をする
  • 13〜15時 ダイビング
  • 16時 オンラインミーティング
  • 17時 ディナーを楽しむ

※3日目は完全に観光しました

こう書くと案外観光を楽しみしつつ仕事ができているように思えるのですが、なかなかしんどかったです。。

なので、これからワーケーションをしてみようと思う人に、「ワーケーション」という言葉のイメージだけではわからないデメリットがあることをしっかり伝えようと思い、今記事を書いています。

デメリット1:ネットが安定しない

とにかくこれ。ネット環境。最近ではマズローの欲求5段階が6段階(一番下にWiFi環境)になったという噂もあるくらいです。

まぁ、最近はホテルにWiFiがあるのでとりあえずネットにつなぐことは可能です。

でも、ホテルのWiFi弱すぎ!!

ほんと弱くないですか?笑
ちょっと利用者が増えるとめちゃくちゃ低速になります。ストレス200%超。

オンライン会議をすると

「あれ、声聞こえてますか?」
「すみません、声途切れてるようです」

いっこく堂みたいな会話が頻発します。ビデオをオンにしたら変顔でフリーズするし。最悪です。

で、案外、ワーケーション先ではスマホのテザリングもクソだったりします。そもそもリゾート地は山や海といった自然豊かな場所にあるので電波が割と弱い。

そんなわけでネットが安定していないのでワーケーションはハードモードだと思うのです。

デメリット2:セキュアな環境を作れない

フリーWiFiがセキュアではないという話ではなく、会話を聞かれる可能性がある、情報漏えいする可能性があるという点でセキュアでありません。

ホテルの部屋に引きこもって仕事するならまだ良いですが、ワーケーション先のカフェで仕事したり、ふらっと入ったワーキングスペースで打ち合わせする時、セキュアな環境を保てるかどうかで非常に気を使います。

ワーケーションって、そこがどんな場所なのか実際に行ってみないとわからないんですよね。席と席は離れているのか、声は通らないようになっているかとかとか。

ホテルにワーキングスペースがあると言っても、行ってみるとロビーにテーブル・イス・電源があるだけとか。そんな場所で打ち合わせしたら会話丸聞こえで全然セキュアじゃないです。しかもイヤホン付けて打ち合わせすると、自分が思っている以上に声が大きいので声は響きます。もう完全にアウト。

あ、「そんな大事な話してないだろ」ってツッコミはナシですよ。大事な話かどうかは関係ありません。社名や個人を推測・特定できるような会話をすること自体がセキュリティ上問題があります。上場企業や大企業のような情報セキュリティがしっかりしたところは一発アウトです。

情報漏えいという点では、席を立つときにパソコンを管理する必要があったり、周囲からのぞかれる可能性もあり(実際には少ないと思いますが外では意識しないといけない)、不慣れな場所での仕事は結構大変なのです。

まぁ普段カフェで仕事するのも同じなんですけどね。

ということで、ワーケーション先ではセキュアな環境を作りにくいというデメリットがあります。

どうしてもワーケーションをするなら、ホテルの個室に入るまでは仕事をしないと決めて旅程の段取りをすべきでしょう。

デメリット3:周囲の音がうるさい

普段カフェで仕事する人もそうなんですが、オンライン会議をする人にとって厄介な問題は周囲の雑音です。

たまに後ろから聞こえる環境音がめっちゃうるさい人いますよね(笑)あれ、結構迷惑です。

土地勘のないワーケーション先では、場所・時間によってどれくらい騒がしいのかが全く予測できません。

住み慣れた土地なら感覚があるので「今の時間はこの場所は静かだからいける!」ってところあるじゃないですか。ワーケーション先ではそれがまったく読めないゆえに、うるさかった時はものすごく焦ります(実際に焦りました)。

ちなみに、最近買った骨伝導のイヤホンマイクが自分の声しか拾わない神ツールなので紹介させてください。

先日、車の助手席に乗ってオンライン会議をしました。その際に骨伝導イヤホンマイクを使ったんですが、会議が終わった後チャットで「実は車で移動中でした」と書き込んだら「え、全然気づきませんでした」と言われるくらい、周りの音を拾ってなかったようです。(車は高速を走ってたので走行音が結構うるさかったはずです)

どうしてもワーケーションしたい方は、ちょっと高いですがこちらを買っておくことをオススメします。(ほんとに周りの音が軽減されますよ!)

デメリット4:意外と疲れる(笑)

ワーケーション先は本当に素晴らしい場所だとは思うのですが、仕事しながら旅行は意外と疲れますw

移動による体力消耗もありつつ、仕事なのか?観光なのか?頭の切り替えが難しく、時間的な制約もあるため精神的にも消耗します。移動中の景色はキレイなのに「この後ミーティングあるなぁ〜」とか考えるとちょっと萎えますね(笑)

慣れない土地に来ていることで気も張ってますし、ワーケーションから帰ってきたときの疲労感はかなりのものでした。

まとめ

実際に私がワーケーションをしてみた結果、どんなデメリットがあったかをご紹介しました。

デメリットを4つほど挙げましたが事前にわかっていれば対策を講じることは可能でしょう。

うまく旅程を組んでワーケーションすることができれば気分はリフレッシュできますし、仕事のアイディアも浮かぶことと思います。(アイディアは移動距離に比例するという言葉もありますし)

次回ワーケーションをする際には、事前にミーティングを調整するとか、うまいことやってトライしたいと思っています。

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この記事を書いた人

1987年生まれ、青森県出身。
新潟大学経済学部卒業後、外資系IT企業にてSEを経験。その後、コンサルティング会社を経て、2014年に地元青森で合同会社イロモアを創業。2017年に株式会社イロモアの代表取締役に就任し、青森と仙台に合計5店舗の飲食店を開業する。
事業が軌道に乗り始めた矢先に新型コロナウイルスが襲来。難しい選択を迫られる中、「全店舗閉店、事業清算」という苦渋の決断を下す。その背景を綴ったブログは140万PV超えを記録した。
2020年8月、株式会社グラバーを設立。「廃業支援」「中小企業コンサルティング」など倒産の経験を生かした事業をスタート。

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