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Lightroom(クラウド)からLightroom Classicに戻したので、その理由を説明します

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こんにちは、福井(@aomorio)です。

20歳の頃からカメラにハマり、バイトで貯めたお金でデジタル一眼レフ(当時、EOS Kiss Digitalが出た始めたばかり)を入手し、それ以来、写真を撮るよりもカメラの買い替えに時間を使ってきたワタクシ。

写真の管理はずっとAdobe Photoshop Lightroom一筋でやってきました。

そんな私が愛用するLightroomが、2017年、写真をクラウドに保存するLightroomローカルディスクに保存するLightroom Classicに分かれることになりました。

それ以前はクラウドに保存するタイプがなかったので、私含め、Lightroomユーザーは全員がローカルディスクに保存していたわけです。

世はクラウドの時代。私も時代の波に乗ろうと、ローカル保存(Lightroom Classic)からクラウド(Lightroom)に移行して早2年が経ちました。

しかし!

つい先日、やっぱり写真はローカルに保存(Lightroom Classicの方)しよう!と決めたので、その理由をお伝えしたいと思います。

どっちにするか悩んでる方の参考になればと思います。

ブログ運営者

目次

LightroomからLightroom Classicに戻した理由

冒頭でもお伝えした通り、Lightroomが「Lightroom」と「Lightroom Classic」に分裂する前は、ローカル保存で運用していたわけです。ローカル保存とは、Lightroom Classicの方ですね。

私はローカル保存(Lightroom Classic)の良さを知った上で、クラウド(Lightroom)を運用しています。

結果、「Lightroom」を利用する上で3つの不満があったので、「Lightroom Classic」に戻すことに決めました。

理由①Lightroomは料金が高い!

クラウドに保存するLightroomは、保存する写真のデータ量が多ければ多いほど料金が高くなる仕組みです。

下記がAdobe Lightroomプランの料金表(2020年3月時点、税込価格)です。

  • 1TB 月額1,078円
  • 2TB 月額2,178円
  • 5TB 月額5,478円
  • 10TB 月額10,978円

2020年3月時点、私の写真データは余裕で1TBを超えてしまっています。私の場合は、2TB契約で年間26,136円を払うことになるわけです。

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こちらはPhotoshopも付いてくるバージョンです。

とは言え、ここで考えなければいけないのは、ローカル保存するLightroom Classicを使用する場合であっても、Creative Cloud フォトプランの月額1,078円、年間12,936円はかかるということです。

つまり、Lightroomを使用する場合の実質料金は、Lightroom 2TB契約とCreative Cloud フォトプランとの差額、13,200円です。

まあそれくらいなら契約してもいいかと思ったのですが、近い将来2TBを超えることを考えると躊躇してしまいます。

さらに、今はハードディスクがめちゃくちゃ安い!

4TBで1万円切るってどういうことやねん。

最近はパソコンとハードディスクのデータ転送速度も早くなっています。どうしてもクラウドに保存しなければいけない理由がなければ、わざわざクラウドを使うメリットを感じなくなったのが大きな理由です。

理由②管理が面倒くさい!

Lightroom 2TBの契約までは許容範囲だとして、次の料金が5TBに跳ね上がることを考えると心は穏やかではありません。

結局、2TBを超えないように、

  • 昔のデータはクラウドに上げずにハードディスクに保存
  • 失敗した写真や不要な写真は消す

という管理が必要になってきます。

めんどくさ・・・。

私が愛用してるSONY α7ⅡのRAWデータは1枚約25MBです。
(近々α7Ⅲ買おうかと)

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1GB=25MB×40枚なので、40枚を選んで消せば割りと容量を空けられるんですが、そういう作業はやりたくないです。それよりはバンバン撮って、現像する時にちゃんと選んで後はいいやという感じにしたい。

過去の写真についても、そんなに見返すことはありませんが、3ヶ月に1回くらいは見たりします。そのためにハードディスクから写真読み込んで、レタッチしてとか、考えるだけで作業が超めんどくさいのです。

結局ハードディスクが必要なら、最初からハードディスクで管理すればいいじゃん、という結論です。

理由③写真の読み込みが地味に遅い

立ち上げた時、日付ごとに写真を表示する時など、このクルクルがやたら長いことがあるんです・・・。これが地味にストレスになります。

Lightroom Classicなら全く遅延がないかというと、そんなことはありません。

じゃあLightroomの少しの遅延くらい我慢しろよ、、という話なのですが、

他のクラウド系の更新がかかっていると、Lightroomの読み込みが遅くなり、パフォーマンスが落ちるんです。

特にGoogleドライブなどのクラウドドライブを併用していると最悪です。私のネット環境、パソコンのスペック(iMac Retina 5K, 27-inch, Late 2015)にもよるかもしれません。

とにかく、クラウド同士でデータ通信を食い合ってるから遅い!ということなのです。Adobeだけが悪いんじゃないんです。。

なので、クラウドにする必要がなければ、そうしたいと思うようになりました。

Lightroom Classicにもデメリットはある

ここまでLightroomはダメで、Lightroom Classicが良いような書き方をしてきましたが、Classicにもデメリットはあります。

ハードディスクが壊れた時にデータが全て吹っ飛ぶ

一番怖いのはこれです。ある日突然ハードディスクが読み込めなくなり、全ての写真がなくなる恐怖。

そのために、ハードディスクのバックアップも必要になってきます。

出先で写真をレタッチできない

写真の生データはハードディスクに保存することになるので、ハードディスクを持ち出さない限りはレタッチができなくなります。

出先でどうしてもレタッチしたい人は、クラウドのLightroomの方がいいでしょう。

複数人で管理するには向いてない

複数人で管理する=異なるパソコンで管理することになるので、Lightroom Classicは向いていません。というか現実的に本当に難しいと思います。

カタログをどうやって共有するのか?(クラウドドライブとか?)

仮にハードディスクをNASにして、複数人で同時編集するとどうなるのか?

など、いろいろ壁がありそうです。

Lightroomも良いところがある!

Lightroom Classicでできないことは、逆にLightroomでできることです。

写真データがなくなる心配がない

クラウドの恩恵と言えば、まさにデータの損失がないということです。

可能性はゼロではありませんが、自分でハードディスクで管理するよりはよっぽど安全です。

場所・デバイスを問わず、ネット環境さえあれば常に同じ写真を見ることができる

クラウドの大きなメリットですね。

私のように自宅ではiMac、外ではMacBook Pro、たまにスマホでレタッチをするような人間にとっては、場所・デバイス問わず同じ写真を見られるLightroomは神のような存在です。複数人で写真を管理する場合も有効だと思います。

また、ハードディスクを持ち運ぶ必要がないため、出先でも気軽にレタッチができます。

最近はスマートなハードディスクも出てきましたが、パフォーマンス的に満足できるものではなかったり、地味に重いし、カバンの中では地味に邪魔だったりします。モバイル用のSSDもまだまだ価格が高いです。

それならばクラウドで写真を管理した方が圧倒的に楽チンです。

しかし、私自身を振り返ってみると、90%以上は自宅のiMacでしかレタッチしないことに気付きました。なので、私にとってはクラウドはそんなに重要ではないのです。

結論:こんな人はLightroom、こんな人はLightroom Classicを使うべし

というわけで、まとめです。

上記を踏まえて私なりの結論としては、

Lightroom(クラウド)に向いてる人

  • 写真の量が少なく、月額費用を抑えられる
  • 月額費用は関係なく、クラウドを活用したい
  • 読み込みの遅延がそんなに気にならない
  • 出先でも写真を管理したい
  • パソコン、スマホなど複数デバイスを使って管理したい
  • 複数人で写真を管理したい
  • ハードディスクのバックアップ管理ができない

Lightroom Classicに向いてる人

  • 写真データが大量にある
  • 写真が10TB以上ある(Lightroomの上限は10TB)
  • 写真の管理がズボラ
  • ハードディスクで管理したい
  • 移動先で写真を管理しない
  • 一台のパソコンでレタッチする
  • 基本的に1人で写真を管理している

という結論になりました。

Lightroomにするか、Lightroom Classicにするか、少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

1987年生まれ、青森県出身。
新潟大学経済学部卒業後、外資系IT企業にてSEを経験。その後、コンサルティング会社を経て、2014年に地元青森で合同会社イロモアを創業。2017年に株式会社イロモアの代表取締役に就任し、青森と仙台に合計5店舗の飲食店を開業する。
事業が軌道に乗り始めた矢先に新型コロナウイルスが襲来。難しい選択を迫られる中、「全店舗閉店、事業清算」という苦渋の決断を下す。その背景を綴ったブログは140万PV超えを記録した。
2020年8月、株式会社グラバーを設立。「廃業支援」「中小企業コンサルティング」など倒産の経験を生かした事業をスタート。

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