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飲食店への転職で失敗しないために押さえておきたいポイント

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元カフェ経営者の福井(@aomorio)です。

「いずれは飲食店を経営してみたい…でも経験がない…」

そんな方からのご相談を多くいただきます。

そこで今回は実際に飲食店を経営することで見えてきた、飲食店への転職で失敗しないポイントについて書いてみました。

目次

飲食店への転職で失敗しないために押さえておきたいポイントはこれだ!

「飲食店で働いた経験はないけど、将来的に独立したいから転職したい」と考えている方は多いと思います。

独立開業をするに当たり、最初に飲食店で働いて経験してみるのは効果的です。

しかし、飲食業界への転職ではいくつかの注意点があります。

この記事では、飲食店への転職で失敗しないためにどのような点を押さえておけば良いのかまとめてみました。

飲食店は人によって向き不向きがある

他の業種や職種にも該当しますが、飲食店は人によって向き不向きがあります。

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福井

「思っていたのと違ったので辞めます」と言って、1ヶ月も経たずに辞めていく人がいました(遠い目)

飲食店に向かない人が未経験から転職すると、「本当は○○○だと思ったのに…」と感じやすいので注意しないといけません。

逆に言えば、飲食店に向いている人であれば、未経験から転職してやりがいを実感することができます

以下では、飲食業界に向いている人に共通する点をいくつか挙げてみました。

①人と接したりコミュニケーションを取ったりするのが好き

飲食店では良いことも悪いこともダイレクトに返ってきます。

良いサービスをすることができれば笑顔で喜んでもらえますし、逆にサービスが行き届いていなければ注意を受けることもあります。今はネットの口コミに「○日○時に行ったらXXXの特徴がある店員の対応が最悪でした」と書かれることも。。

お客さんが怒ってしまう場合はだいたいはコミュニケーション不足。説明が足りてなかったり、ミスした時の対応が悪かったり。

だから基本的にはお客さんとコミュニケーションをとることが好きな人が向いています。

②体力に自信があって身体を動かして働くのが好き

飲食店は1日中に渡って立ち仕事を行うことが多く、料理の提供、片付け、接客などとにかく動き回ります。

身体を動かすことが好きな人には向いている仕事です。

③お店を運営することに対して強い責任感を持てる

結構大事なことで。

料理が好きだ、接客が好きだ、身体を動かすことが好きだ、という理由で飲食店に転職される方もいるのですが、社員になるのであればお店に対して責任感が必要です。

在庫や発注管理に気を配ったり、営業時間を守って運営したりしないといけないので責任感は非常に重要になります。

この部分が疎かだと上司に怒られて、飲食店の仕事が嫌になってしまうでしょう。

④協調性がある

店舗ビジネスは基本的にチームプレイです。協調性のない人には全くと言っていいほど向きません。

お客さんへの個々の対応が良ければいいわけではなく、店舗スタッフが一同になるチームワークが大切です。

⑤細かいことに気を配って丁寧な対応ができる

飲食店は目配りや気配りのできる人には向いている仕事です。

お客さんの小さな言動を見逃さない、料理の盛り付けミスも気付ける、そのような人は飲食店では活躍することができます。

⑥食べることや飲むことが好き

やっぱり食べることが好きな人は向いています。

お店の料理やメニューに興味を持てる人は仕事を長く続けやすいです。

飲食店に一度転職して働いてみるのも選択肢の一つ

「自分に飲食店は向いていないかな〜」と感じている方も、経験のために一度転職して働いてみるのは選択肢の一つです。

自分のお店を成功させている人は、以前の経験や実績を上手く活かして運営しています。

飲食店で働いてお店の運営を吸収し、いざ自分が独立開業する際に役立ててみてください。

飲食店の仕事の種類について把握しておく

飲食店に転職する前に、まずは仕事の種類について把握しておかないといけません。

一口に飲食業界で働くと言っても、下記のように仕事の種類はたくさんあります。

ホール

お客さんからオーダーを取って食べ物や飲み物を運ぶ基本的な仕事内容で、未経験からでもチャレンジしやすい

キッチン

材料を仕入れて調理や盛り付けを行うのがメインの仕事内容で、調理師免許を持っていると転職に有利に働く

店長

「お店の管理や運営」「食材の在庫管理」「金銭やスタッフの管理」などあらゆる仕事を行う

料理長

厨房でキッチンスタッフの指揮や指導を行う最高責任者で、リーダーシップが必要になる

商品開発

メニューや料理の改良と開発を行い、お店の売り上げアップに貢献する

経営企画

一般企業と同じで経営管理や社内ルールの策定と実施がメインの仕事で、マーケティング力やデータ分析力が必要

人事

「経営企画」「人材採用」「研修や教育」などの企画や運営の仕事を中心に行う

例えば、商品開発や経営企画の仕事は、将来的に飲食店を経営したい方におすすめです。

転職先によって仕事内容は大きく変わりますので、転職してからの失敗を防ぐためにあらかじめ確認しておきましょう。

転職エージェントを利用する

飲食店への転職で失敗したくない人は、転職を幅広くサポートしてくれる転職エージェントを利用すべきです。

未経験から飲食店に転職する方にも、別の業種から飲食店に転職する方にも転職エージェントは役立ちます。

なぜ転職エージェントを利用して転職した方が良いのか、いくつかの理由を見ていきましょう。

  • 自分のスキルや希望に合わせて、担当のキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが求人を紹介してくれる
  • 一般的な転職サイトや求人サイトでは公開されていないような非公開求人にも応募できる
  • 履歴書や職務経歴書の書き方、面接の対策などのサポートで転職の成功率を高められる
  • 自分からは言い出しにくい給与交渉も代行してくれる(年収アップに繋がりやすい)

一人で転職活動を進めるよりも、転職エージェントのサポートを受けた方が遥かに良いですね。

数多くの転職エージェントの中でも、転職ではリクルートエージェントが選ばれています。

リクルートエージェントは飲食業界の優良求人を豊富に取り揃えているだけではなく、リアルな求人情報を求職者に届けてくれるのが魅力的です。

もちろん、未経験のあなたにもサポートしてくれますので、是非一度リクルートエージェントに相談してみてください。

まとめ

飲食店への転職で失敗しないポイントについておわかり頂けましたか?

飲食業界は個人の性格で向き不向きがありますが、仕事内容を把握したり転職エージェントに相談したりすれば失敗を防げます。

飲食店は未経験でも積極的に採用活動を行っていますので、将来的に独立を目指している方は転職活動を始めてみましょう。

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この記事を書いた人

1987年生まれ、青森県出身。
新潟大学経済学部卒業後、外資系IT企業にてSEを経験。その後、コンサルティング会社を経て、2014年に地元青森で合同会社イロモアを創業。2017年に株式会社イロモアの代表取締役に就任し、青森と仙台に合計5店舗の飲食店を開業する。
事業が軌道に乗り始めた矢先に新型コロナウイルスが襲来。難しい選択を迫られる中、「全店舗閉店、事業清算」という苦渋の決断を下す。その背景を綴ったブログは140万PV超えを記録した。
2020年8月、株式会社グラバーを設立。「廃業支援」「中小企業コンサルティング」など倒産の経験を生かした事業をスタート。

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